寺坂棚田学校 (横瀬)

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秩父は平地が狭いので、田圃は少ない地域です。起伏の多い土地で農を営むとなると、遙か昔から斜面が主力となるのでしょうか。埼玉県内最大規模を誇る横瀬の寺坂棚田は、縄文土器が発掘された史跡でもあるのです。今では大部民家も建ってしまってますが、再生、保存の活動として、一般に古代米田植え体験を集った棚田学校が、平成13年から開講されています。

1枚目の写真は、9月の上旬に撮ったもの。色の違う苗で田圃絵が描かれています。ちなみに、一番大きい絵は熊ちゃんです。周りには兎や狐が描かれているのですが・・・分かるかな~?
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2枚目の写真は5月の田圃絵田植えの様子。設計図通りにヒモでくくって、苗を植えていきます。この時それぞれの色味の苗を間違えないようにするのが一苦労。・・・ってなんでこんなに詳しいかというと、今年は棚田学校に参加してみたからなんですね~。初めての田植え体験でした!

一つ一つ丁寧に手で植えていく・・・けっこう楽しい!でもずっとかがんでると腰が痛くなりますwたくさん人が並んでいっせいに作業していく訳ですが、学校用のスペースはそんな大きな範囲じゃないのに、みんなで一緒に力を合わせないと人力ではとても無理だな~こりゃと。村の結束が当時いかに大事だったか、そんなことをしみじみ感じたりしました。学校以外のスペースはやっぱり機械で植えられている場合が多いようです。
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7月7日は棚田学校初企画、あんどん祭りも開催されました。縄文土器を作って(野焼きでワイルドに!あまりの大雑把さに真っ黒けで割れちゃったりしました。)田圃にかがり火を炊き、ホタルを観賞。あぜ道に降りていくと、かがり火とはまた違ったほのかな光・・・手を伸ばすとあっさりゲット可能。掌の中でホタルの光を観ることができたのは初めてです。すぐ草むらに帰しちゃいましたけどね。
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田圃作業でのお楽しみといったらもう一つ、田植えや稲刈りなどの大イベントの時は、お昼におこわや豚汁をふるまっていただけるのです。一仕事終わった後に、野外で食べるのがさらに美味さアップ。もちろん棚田で取れた古代米使用です!お赤飯が赤いのは元々古代米の赤色から来ているそうですね。

そしてこの棚田では基本的に無農薬、できるだけ使わない方針で作られています。だからこそ、わざわざ自分で田植えする価値があるなと思います。しかし驚いたのは、棚田学校の参加者さんは9割方秩父外の人達だったこと。県内からはるばるいらっしゃる訳ですよ、泥にまみれに。オーナーとして、自分で棚田スペースを借りて作業している人もたくさんいます。日本人のDNAには、田植えがしたい!という欲求が残されているのでありましょうか。
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この寺坂棚田はコスモス畑が楽しめる場所でもあったのだけど、今年はどうなんだろう?去年の残り種らしき花がもうちらほら顔を出していましたが、大きく育っているスペースは見あたらなかったなあ。田圃の部分を拡大しているらしいので、もしかしたらコスモスメインでは観られなくなるかもしれませんね。それはちょっと残念かなー。

今週末にはついに稲刈りです。来年の参加は・・・したいようなしたくないような。はてさてまだ未定です。

追記:コスモス畑、やる気はあるようです。若干面積は小さくなった感もあるけど、続々と育ってました。もうちょっと手入れが良ければなあ~。雑草放置プレイw

寺坂棚田学校http://www2.tba.t-com.ne.jp/k181/
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by chano-suke | 2007-09-25 20:13 | スポット  

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