寺坂棚田学校~田植え~ 2008 (横瀬)

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2008年6月1日、寺坂棚田学校の田植えが行われました。写真一枚目、まだ田植えが始まってない田圃の水面に武甲山が映っています。そういえばこんな絵にお目にかかったのは初めて。こういうショットが撮れるのも水を張ってからのほんの一時かもしれません。
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植える稲は古代米です。古代米はいくつか種類がありますが、棚田学校で使用するのは浅紫という黒米です。古代米としてはメジャーな品種らしいです。白いお米にちょっとまぜて炊くとお赤飯に。お赤飯の色は元々は小豆じゃなくて古代米で赤くしていたんだそうですね。棚田学校で収穫をもらってから、元祖お赤飯をよく食べるようになりました。
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腰をかがめて一つ一つ、手で植える作業。身体は辛いけど、面白かったです。今でも太ももの裏が筋肉痛wこの時の様子は1日の夕方NHKでも放送されました。ずらっと並ぶ人の中に自分も発見!おおっNHKデビュー!ほとんど顔映ってないけどw

学校に参加している人の9割以上が、今年も秩父外からの人達です。地元民としてはちょっと淋しいかなー。場所が横瀬というのもあって、秩父の人はここで田圃学校をやっていることすらもほとんど知らない雰囲気です。埼玉県最大の棚田、という枠で考えると埼玉県民というくくりで保存活動に精を出すのは正しいですけどね。でも都内や千葉から足を運んでいる人もいるんですよー。ご苦労様です。
作業には生徒で登録してない人も参加できるので、お友達とかも誘えます。そのせいか、なんとなく去年より若い人が増えたような気がしますね。
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田植えと稲刈りの時はお昼が振る舞われます。毎回これが励みになってます。古代米入りのおこわと豚汁、漬け物、大変おいしゅうございました。

田圃作業が身に付いていればオーナーとなって区画を借りることもできて、そうなったら自分のペースで作業もできます。ゆくゆくは私もそうできたらいいかなーと思ったりしてます。こういうご時世だと、自分で作物を作れるようになった人が一番強いのではと、そんな風に感じて参加し始めたのも大きいんですよね実は。

後日、懇意にしている神主さんから古代米について聞いた話があります。日本で米といえば「白米」が一番、他は雑穀扱いとなったのは明治以降のことで、元祖は古代米なのだそうです。今でも元来の流れを尊ぶ神事では古代米が使用されているのだとか。なので白米に押されて衰退していった古代米を守り伝え、栽培を続けてきたのは神職だったのだそうな。けっして途絶えされてはいけない必要なものだったということです。そう知ると、地元で古代米の栽培が広がっていることや、それに参加しているのが何だかとても光栄な気持ちになります。

古代米は実も小さく栽培も難しく、収穫も少ない品種だけれども、栄養価は白米よりずっと高い。もっともっと増えていって、たくさんの人に食べて欲しいなあと思います。

寺坂棚田http://www2.tba.t-com.ne.jp/k181/
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by chano-suke | 2008-06-03 18:13 | スポット  

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